隙間の時間と専用の時間 (革命暦221年フリュクティドール30日)

今日はフリュクティドール30日。これは革命暦では,最後の月の,最後の日です。この後には年末の特別連休である「サン・キュロットの休日」に入ります。

革命暦に合わせたかのように,ちょうど仕事が一段落して,これから10日間ほどは時間に余裕ができることになりました。この休日で,少し落ち着いて,文章を書いたり,考え事をしたりと,内面的な活動に取り組もうと思っています。

「隙間時間を活用せよ」と世の中ではよく言われますが,自分の場合,その試みがうまくいくことはめったにありません。質のよい思考や創作のためには他のことの合間でなく,そのもののためだけの,きれいで広々とした時のスペースが必要だと感じています。

思考や創作に限らず,大切な物事や人のためには,隙間でなくて,専用の時間を用意して,それを豊かで実りある時にしたいものです。

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